SIREN鳴物
あなたのマークは、鳴らせる。SIREN(鳴物)は、自分の部品——ロゴ・記号・図形——を リズムで撒いて、並べて、動かすプラグイン。STEP・BURST・FLOW・MORPH… 12の分布パターンを色や拍まで個別に追い込み、タイムラインで繋げば、それは"あなたのマークでできた動くグラフィック"になる。乱数で散らすのではない、グルーヴ(swing・アクセント・脈動)で演奏する。出口は 動画・連番・SVG——この3つで"動く"のは Siren だけ。信号は、点(律)から始まる。
マークを、鳴らす。鳴物
Siren(鳴物)は"楽器"だ。汎用の粒子ツールが乱数で散らすのに対し、Siren はリズムで置く——スウィング、アクセント、拍の脈動。あなたの部品が16ステップの律に乗って、撒かれ、群れになり、流れる。手の代わりに、リズムがマークを並べていく。
デザインを"作曲"するのではない。もとからそこにあったリズムを、あなたのマークで聴かせる。出てくるのは全部 Figma のネイティブノード=あとから色も形も変えられる。点(律)の Siren、面(連続)の Onore、質感の Kaibou。
※ これまで培ってきた"打面"(面の起伏)モードも、参考例として残しています。
12パターンを、繋ぐ。
上で12の分布パターンを、色・拍間・swing・density までパターンごとに追い込む。下のタイムラインで選んで繋げば、"いつ何が起きるか"を組んだ1本になる。▶ で回して、動画・連番・SVGで書き出し、そのまま Figma に配置(選択した図形の形にマスク)。
点 → 面 → 質感
Siren は信号の最初の段(音源)。ここで撒いた点を、Onore が持続する面に、Kaibou が質感(ぼかし・粒・版ズレ)に変えていく。音楽のシグナルチェーンと同じ順番で、図形が育つ。
名前は、アルバムから。
Siren(鳴物)は、99LETTERS のアルバム 『解剖図鑑 / Kaibou Zukan』 の9曲目「Siren(鳴物)」から。Onore(己)、Kaibou(解剖)も同じアルバムの曲名だ。デザインツールである前に、これはひとつの音楽作品の翻訳——楽器の役割を、そのまま画面上の道具に置き換えている。
99letters — テクノ作家 / 木下貴博
99letters は木下貴博(木下スタジオ)の音楽名義。2021年に 99letters 名義へ回帰し、アルバム『解剖図鑑(Kaibou Zukan)』は Bandcamp Daily の Album of the Day に選出。音楽で培った"信号を組み立てる手つき"を、そのままデザインの道具にしたのが SHIAN 志庵——Siren / Onore / Kaibou はその最初の3つ。
※ 木下貴博=滋賀・琵琶湖を拠点とするデザイナー / 体験翻訳家。木下スタジオ(Kinoshita Studio)主宰。