サイトの崩れを直す。手元で開き、要素の位置まで測って、揃ったことを確かめる。それでも、見る人の画面では崩れたままのことがある。公開を保留していれば、直ったのは手元だけで、相手が見ている版は1文字も変わらない。直したことと、相手に見えることは別の工程である。
この研究を一言でいうと──直したことが、本当に相手の画面に届いたかを確かめる手順の記録。
見る人が見ているのは公開版
手元で確かめられるのは、自分の机の上の版だけだ。依頼主も、初めて来た人も、公開されている版しか見ない。手元で正しくても、そこまで届いていなければ、直っていないのと同じに見える。
4つの関所
| 関所 | 止まり方 |
|---|---|
| 記録する | 直したファイルを記録に入れ忘れる。ほかの作業中のファイルまで一緒に入れてしまう |
| 公開に送る | 送るまで、誰の画面にも出ない |
| 配信が入れ替わる | 数分かかる。その間は古い版が返る |
| 見る人の端末 | 前に読んだ控えを使い続ける。スマホは特に長い |
スタイルは番号ごと変える
一覧ページに絞り込みの見た目を足した。手元のパソコンでは出ていた。スマホでは、装飾の無い文字の羅列になっていた。スタイルのファイルを読み込む番号(?v=1)を変えていなかったので、スマホは前の控えを使い続けていた。中身を変えたら、読み込みの番号も変える。
確かめ方
- 公開中のファイルの大きさが、手元の記録と同じか。
- ただし、同じ長さの置き換えは大きさでは見分けられない。日付だけを変えたときは、公開前から一致して見えた。変えた文字列そのものを、公開中の中身から探す。
- 反映を待つ間は、毎回違う印を付けて取りに行く。付けずに何度も叩くと、古い版を配信の側に焼き付けてしまう。
- 手元の画面ではなく、相手と同じ幅・同じ端末で開く。
報告は2行で
直したら、「手元で直した」と「公開は済んだ/まだ」を分けて書く。公開を控えるなら、「いま見えているのは古い版です」と書く。1行にまとめると、相手は公開まで済んだと読む。
あなたが最後に「直しました」と言ったとき、相手の画面では直っていましたか。
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